子どもの歯はむし歯になりやすい?小児歯科で予防しましょう
こんにちは。
北九州市八幡東区の歯医者【高田歯科医院】です。
「子どもはなぜむし歯になりやすいの?」という疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、子どもの歯がむし歯になりやすい理由と、その予防方法についてご紹介します。
生えたばかりの子どもの歯はむし歯になりやすい
子どもの歯は生えたばかりのため、十分に硬くない状態です。
そのため、石灰化が進むまでに2〜4年ほどかかり、むし歯になりやすいといえます。
さらに、歯が小さいため、むし歯ができてから短期間で歯の神経に達することがあり、予防や早期発見が重要です。
乳歯のむし歯予防には保護者の食事管理とケアが大切
乳歯のむし歯は、保護者の適切な管理で防ぐことができます。
たとえば、糖分の多いジュースの代わりにお茶や水を与えることで、むし歯のリスクを軽減できます。
また、歯が生え始める6〜8ヶ月頃から、毎日の歯磨きと仕上げ磨きを習慣づけることも大切です。
学童期のむし歯は奥歯の磨き残しに注意
子ども自身の歯磨きでは、奥歯や新しく生えた歯の磨き残しが多いことが分かっています。
また、むし歯の8割以上は歯ブラシで磨きにくい奥歯の溝から発生しているという報告もあります。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「子供のむし歯の特徴と有病状況」より) >
保護者の方が、学童期のお子さまの歯磨きをサポートし、仕上げ磨きで届きにくい部分をケアすることが、むし歯予防に効果的です。
当院の小児歯科で行うむし歯予防
・食事指導
むし歯の原因となる糖分の摂取量を減らすための具体的なアドバイスを行います。
さらに、栄養バランスの良い食事を心がけることで、歯と歯ぐきの健康を保つことができます。
・お口の中のクリーニング
クリーニングでは、歯科医師や歯科衛生士が専用の器具を使って、歯の表面や歯と歯の間のプラーク(歯垢)や歯石を取り除きます。
プラークはむし歯や歯周病の原因となるため、定期的なクリーニングでしっかり除去することが大切です。
クリーニングによって、日常の歯磨きでは落としきれない汚れも取り除くことができ、むし歯の予防効果を高めます。
・歯磨きや仕上げ磨きの方法、清掃道具のアドバイス
正しい歯磨きの仕方や仕上げ磨きの方法についてアドバイスします。
年齢や歯の状態に応じて、適切な歯ブラシやフロス、歯間ブラシの選び方もお伝えします。
特に、乳歯から永久歯への生え替わりの時期には、新しく生えた歯のケアが重要です。
保護者の方も一緒に学び、お子さまが効果的なセルフケアを実践できるようサポートします。
3ヶ月に1回程度の頻度で、小児歯科の歯科検診を受けて、お子さまのむし歯予防に努めましょう。
自宅での予防と小児歯科での定期検診でむし歯を防ぐ
北九州市八幡東区の歯医者【高田歯科医院】では、むし歯の治療だけでなく予防にも力を入れています。
当院は、お子さまが通いやすい雰囲気づくりとコミュニケーションを大切にしています。
お子さまの歯をむし歯から守りたい保護者の方や、ケアについての疑問がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。