【小児歯科】むし歯になりやすい子どもの特徴は?原因と予防法をご紹介

こんにちは。
北九州市八幡東区の歯医者【高田歯科医院】です。
 
お子さまにむし歯がみつかると、自分のこと以上に心配される保護者の方は多くいらっしゃいます。
少しでも、むし歯リスクは減らしたいものですね。
 
生活習慣を工夫するだけで、むし歯のリスクを下げることができます。
定期的に歯科検診を受けて、むし歯を予防するようにしましょう。
 
 

むし歯になりやすい子どもの特徴と原因

 

1.親や祖父母などの大人からのむし歯感染

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、むし歯菌は存在していません。
親や祖父母など、周りの大人の唾液から感染すると考えられています。
 
家族間での「食器の使いまわし」は、むし歯の発生に関係ありません。
キスなどのスキンシップを通じて、むし歯菌が赤ちゃんのお口の中に移ると考えられています。
そのため、保護者の方が歯のケアをしていくことで、お子さまの歯を守ることができます。


(参照:一般社団法人日本口腔衛生学会「乳幼児期における親との食器共有について」より) >

 
むし歯を予防するためには、砂糖を控え、フッ素塗布や仕上げ磨きをしっかり行うことが重要です。
特に注意したいのは、1歳半~2歳半ごろです。
乳臼歯(奥の乳歯)が生えてきて、食べられるものが増えてきます。
 
この時期にむし歯菌に感染する機会が少ないと、その後もむし歯になりにくいと言われています。
 

2.ダラダラと間食をしてしまう

砂糖などの糖質は、歯を溶かす酸を作り出します。
じつは、同じ量の糖質でも、食事やおやつの時間を決めてサッと食べるよりも、ダラダラ食べる方がむし歯になりやすいといわれています。
唾液のパワーで歯が修復される時間がなくなってしまうことが原因です。
特に、お口に入っている時間が長いソフトキャンディやグミ、ガムは、むし歯になりやすいお菓子の代表格です。
むし歯になりにくいおやつは、果物やお芋などです。
むし歯になりにくいおやつを選び、時間と量を決めて食べるようにしましょう。
 

3.きちんと歯磨きができていない

歯が生え始めたらガーゼなどで歯を磨き、お口の中に物を入れる練習をしましょう。
子どものむし歯の8割以上が、歯ブラシの届かない臼歯の溝から発生していることが、継続的な調査で明らかになりました。
奥歯の溝・歯と歯ぐきの境目・歯と歯の間は歯ブラシが届きにくい部分です。
小学生になっても仕上げ磨きを続けてあげましょう。


(参照:厚生労働省e-ヘルスネット「子供のむし歯の特徴と有病状況」より) >

 
 

むし歯になりやすい場所に注意して磨きましょう

年齢別に、むし歯になりやすい場所をご紹介します。

・1歳~2歳:上の前歯(とくに裏側)
・2歳~3歳:奥歯のみぞ(とくに上の奥歯)
・4歳~5歳:奥歯の間
・6歳~9歳:第一大臼歯(はじめての永久歯)
・9歳~12歳:第一大臼歯と第二大臼歯の間

食べ物を奥歯で噛めるようになると、カスや細菌がみぞに溜まり、むし歯リスクが高まります。
また、歯の生え変わりが続く時期には、歯と歯の間に食べ物が詰まりやすく、歯の生え方も凸凹しているため磨き残しに注意が必要です。
 
 

お子さまのお口のご相談は、北九州市八幡東区の歯医者【高田歯科医院】へ

北九州市八幡東区の歯医者【高田歯科医院】では、「予防歯科」でお子さまの乳歯を守るお手伝いをさせていただいております。
「フッ素塗布」「歯磨き指導」も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

 


当院の小児歯科 >


当院の予防・クリーニング >

 

アクセス
MENU
TOPへ