【予防歯科】歯の喪失を防ぐために定期的に歯科検診を受診しましょう
こんにちは。
北九州市八幡東区の歯医者【高田歯科医院】です。
歯を失う二大原因は、むし歯と歯周病です。
ただし、定期的な歯科検診とセルフケアを欠かさず行えば、80歳を過ぎても多くの歯を残せる可能性が高まります。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「8020運動とは」より >
今回のコラムでは、歯の喪失を防ぐために予防歯科の意義と定期的な歯科検診の重要性についてお伝えします。
歯の喪失を防ぐためには定期検診がおすすめ
2016年に行った厚生労働省の調査で、歯の数は15〜24歳では平均28.4本でしたが、75歳以上の後期高齢者では平均15.7本と半分近くまで減っていることが明らかとなりました。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「歯の喪失実態」より >
歯の喪失を防ぐためには、定期的な歯科検診が欠かせません。
定期的な歯科検診は、下記で紹介する予防歯科の考え方に基づいたものです。
予防歯科の推進で歯の保有率が上昇している
近年日本では、予防歯科の意識が向上しています。
それと同時に、歯の保有率の上昇がみられているのです。
それを裏付けるものとして、厚生労働省が発表した2014年〜2019年の6年間で75〜84歳の人が保有する歯が20本以上の割合です。
2014年の調査では男女ともに3割台であったことに対し、2019年の調査では男女ともに4割台の水準に上がっています。
歯の保有率が上昇に転じた要因として、むし歯や歯周病などの疾患予防を目的とした、歯や口の健康を維持し向上させるための積極的な行動や習慣を意味する歯科口腔保健行動や歯周疾患予防に対する意識の向上などが挙げられています。
歯が痛くなったとき、かつては治療のために歯科医院に行くことが多かったのですが、「予防の大切さ」が徐々に浸透してきていると言えそうです。
80歳になって歯が20本以上残っていれば健康的な生活を送りやすい
厚生労働省と日本歯科医師会が推奨している「8020運動」は、80歳を越えても20本以上の歯を残すことを目標としています。
結論として歯を守るためには定期的に歯科検診を受診することが大事ですので、当院でわたしたちと一緒に予防しましょう。
また、むし歯や歯周病対策としてデンタルフロスや歯間ブラシによる歯間部清掃、およびフッ化物を含む洗口液を使用するセルフケアの実施が重要です。
以上のような歯をできるだけ保持する努力を重ねることで、20本以上歯を残すことができれば、硬い食品でもほぼ満足して噛めるために食事をおいしく味わいやすくなり、健康的な生活を送りやすくなります。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「8020運動とは」より >
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「『8020』達成のために必要な予防対策」より >
北九州市八幡東区の歯医者【高田歯科医院】は、土曜も午前11時まで診療しています。
駐車場も完備しており、バス停から1〜2分のところにあって通院しやすい歯科医院です。
歯の定期検診について、何か気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください。