入れ歯のお手入れは大事!どれくらいの頻度で行うのが適切なのか
こんにちは。
北九州市八幡東区の歯医者【高田歯科医院】です。
入れ歯のお手入れは、十分にされていますか。
正しい方法と適切な頻度でお手入れできていれば、入れ歯が長持ちします。
今回のコラムでは、「入れ歯を長持ちさせたい」という想いにお応えし、入れ歯のお手入れ方法と適切な頻度についてお伝えします。
入れ歯のお手入れ方法について
入れ歯のお手入れは、以下の順序で行います。
1.洗面器に水を張り、入れ歯を浸ける
2.入れ歯用ブラシを使用し、やさしく磨く
3.歯が並んでいる部分は、歯に沿って磨く
4.金属の部分は念入りに磨く
5.磨き終わったら水できれいに流す
6.洗い終わったら常に水の中に入れ歯を浸けておく
歯磨き用の歯ブラシを使うと傷がついてしまいますので、必ず「入れ歯用のやわらかいブラシ」を使うようにしましょう。
また、入れ歯の変形の原因になりますので熱いお湯は使わず、水かぬるま湯を使用するようにしてください。
入れ歯は乾燥に弱いため、洗ったあとは入れ歯全体が水に浸かるようにして保管しておくことが大切です。
入れ歯の適切なお手入れ頻度について
入れ歯のお手入れの頻度が低すぎる場合、以下のトラブルが発生してしまう恐れがあります。
・口臭が発生する
・口内炎ができる
・細菌が増殖し、誤嚥性(ごえんせい)肺炎を引き起こす可能性がある
理想的な入れ歯のお手入れの頻度は「毎食後」と「就寝前」です。
入れ歯を清潔な状態に保ち、長持ちさせるためには適切な頻度のお手入れが欠かせません。
ただ、仕事や学校などで外出が多い人は、毎食後のお手入れができない可能性がありますね。
その場合は、最低でも就寝前には入れ歯のお手入れをするようにしましょう。
お口の機能を高める体操で入れ歯を長持ちさせましょう
入れ歯のフィット感を長く保つためには、お手入れだけでなく、「お口の機能」を高めることも重要です。
それを高めるために唾液は必要不可欠な存在で、お口の中の乾燥を防ぎ、口臭予防の効果が期待できます。
唾液は健康な成人で一日1.0〜1.5リットル分泌されると言われています。
そこで、唾液の分泌量を増やし、お口の機能を高める効果が期待できる「唾液腺マッサージ」を紹介しますので、参考にしてください。
お口の周りには、マッサージすると唾液が出やすくなる箇所が3つあります。
・耳下腺(じかせん)
・顎下腺(がっかせん)
・舌下腺(ぜっかせん)
耳下腺マッサージは、頬の後ろ側から耳の前の下側にかけて、前に向かってゆっくりと回します。
顎下腺マッサージは、下あごの骨の横の内側にあり、骨に沿って5箇所同時に1〜2秒押しましょう!
舌下腺マッサージは、下あごの骨の内側にあるやわらかい部分を親指で、数回上に押し上げてください。
場所がわかりにくい場合は、スタッフにお声がけください。
北九州市八幡東区の歯医者【高田歯科医院】では、土曜も午前11時まで診療(2023年12月現在)しています。
駐車場も完備しており、バス停から1〜2分のところにあって通院しやすい歯科医院です。
入れ歯のお手入れを適切に行うことで入れ歯が長持ちしやすくなりますので、入れ歯のお手入れについて気になることがございましたらご質問ください。